ラインの構成要素

Dorico SE では、ラインは、単一のアイテムとして一緒に機能する複数の要素で構成されています。

  1. 開始位置のキャップ

    ラインの開始位置に表示される記号。キャップには矢印、フック、または終端線を使用できます。

  2. ラインのボディ

    ラインの主要部分を構成する横棒線、垂直線、繰り返し可能な記号、破線/点線のパターン、またはくさび線で、ラインの全長または高さ全体にわたって延びています。

  3. テキスト

    キャップに加えて表示されるテキストで、各ラインセグメントの中央に配置されるか、ラインの開始位置または終了位置にのみ配置されます。初期設定では、垂直線のテキストは下から上に読む形で表示されます。

  4. 延長線終端のキャップ

    複数の組段をまたいで続くラインのセグメントの終了位置に表示される記号。キャップには矢印、フック、または終端線を使用できます。

  5. 延長線のキャップ

    複数の組段をまたいで続くラインの後続のセグメントの開始位置に表示される記号。キャップには矢印、フック、または終端線を使用できます。

  6. 終端のキャップ

    ラインの終了位置に表示される記号。キャップには矢印、フック、または終端線を使用できます。

補足

Dorico Pro には、キャップにテキストを使用したり、ラインの中央の注釈に音楽記号を使用したりするなど、ラインやラインの要素をカスタマイズするためのより詳細なオプションが備わっています。プロジェクトを読み込んだり開いたりした場合、Dorico SE では利用できない要素が使われたラインを見かけるかもしれません。