トリルの音程の臨時記号の表示/非表示を切り替える
たとえば、トリルの最初の音符には臨時記号を表示して後続の音符の臨時記号は非表示にしたい場合など、トリルの音程の臨時記号を個々に表示/非表示にできます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。
補足
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トリルの音程の臨時記号を表示するには、トリルに臨時記号を必要とする音程がある必要があります。
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この手順で非表示になるのは、トリルの音程に表示される臨時記号のみで、補助音符やハリウッドスタイルのマークは非表示になりません。
前提
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下ゾーンを表示しておきます。
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下ゾーンのツールバーで「プロパティ (Properties)」 を選択しておきます。
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ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。
手順
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臨時記号の表示/非表示を切り替えるトリルの音程、またはトリルの音程のガイドを選択します。
補足
複数の音符にまたがっており、トリルの音程の臨時記号が複数あるトリルでは、それぞれの臨時記号またはガイドを個別に選択する必要があります。トリル全体を選択した場合は、最初のトリルの音程の臨時記号だけが変更されます。
- プロパティパネルの「トリル (Trills)」グループで、「臨時記号 (Accidental)」をオンにします。
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以下のいずれかのオプションを選択します。
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非表示 (Hide)
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表示 (Show)
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結果
「非表示 (Hide)」を選択すると、選択したトリルの音程の臨時記号が非表示になり、「表示 (Show)」を選択すると表示されます。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。
非表示にしたトリルの音程の臨時記号のそれぞれの位置にはガイドが表示されます。ただし、初期設定ではトリルの音程のガイドは非表示になっています。