リハーサルマークのシーケンスタイプの変更

リハーサルマークは、文字、数字、または小節番号で表示できます。個々のリハーサルマークのシーケンスタイプを変更すると、リハーサルマークの補助的なシーケンスを作成できます。

Dorico SE では、用意された 3 つのリハーサルマークのシーケンスすべてを同時に使用できます。たとえば、文字のリハーサルマークをメインのシーケンスとして表示しつつ、数字を補助的なシーケンスとしてソロラインの開始位置などの別種のタイミングの指示に使用しながら、併せてこれらのセクションの重要な小節番号を強調表示できます。

前提

  • 下ゾーンを表示しておきます。

  • 下ゾーンのツールバーで「プロパティ (Properties)」 を選択しておきます。

手順

  1. シーケンスタイプを変更するリハーサルマークを選択します。
  2. プロパティパネルの「リハーサルマーク (Rehearsal Marks)」グループで、「シーケンスタイプ (Sequence type)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 文字 (Letters)

    • 数字 (Numbers)

    • 小節番号 (Bar numbers)

結果

選択したリハーサルマークに文字、数字、または現在の小節番号が表示されるようになります。

フロー内の文字または数字のシーケンスの中でこれが最初である場合、このリハーサルマークは A または 1 を表示します。フロー内の文字または数字のシーケンスにすでに他のリハーサルマークが存在する場合、このリハーサルマークはインデックスに従い次の文字または数字を表示します。

補足

リハーサルマークのシーケンスのインデックスは、他のリハーサルマークのシーケンスには影響されず個別に変更できます。ただし、小節番号のシーケンスタイプを使用するリハーサルマークのインデックスは変更できません。