数字付き低音の外観

個々の数字の外観は、数字を入力した際の内容にそのまま従うよう設定されているかどうかに応じて、Dorico SE のデフォルト設定またはポップオーバー入力のどちらかの内容により決定されます。

数字付き低音を入力する際は、初期設定では入力した内容を Dorico SE が解釈して、数字付き低音の外観に関するデフォルトの設定が適用されます。たとえば既存の楽譜の複製作業で、どのように数字を表示させるべきかあらかじめ分かっている場合は、個々の数字が入力内容に忠実に従うよう Dorico SE に設定できます。

数字付き低音の入力設定が「入力内容にそのまま従う (Follow input literally)」になっている状態で入力した個々の数字は、リセットして初期設定に従うようにしたあとで、現在の外観を修正することもできます。

Dorico SE は、初期設定で太字のローマ字フォントの数字付き低音を使用します。

Dorico SE が通常は数字を表示しない場合 (3rd の音程など) や、休符などで数字のベースノートを認識できない場合は、数字はガイドとして表示されます。