サスティン楽器と非サスティン楽器

サスティン楽器と非サスティン楽器の音量設定は、段階的強弱記号の制御の面で異なります。

サスティン楽器

弦楽器、木管楽器、そして金管楽器はサスティン楽器です。これらの楽器は音を伸ばしながら、その間ずっと音量を制御できるためです。

Dorico SE は再生時、これらのインストゥルメントに段階的強弱記号を適用します。

非サスティン楽器

ピアノ、ハープ、マリンバ、および打楽器インストゥルメントの大部分などの非サスティン楽器は、打音後に音量を制御できません。このため、非サスティン楽器のソフトウェアインストゥルメントは多くの場合、音符の開始位置で設定されるノートベロシティーをダイナミクスに使用します。

ヒント

各ソフトウェアインストゥルメントの設定は、「エクスプレッションマップ (Expression Maps)」ダイアログで制御できます。