中央配置の連桁

中央配置の連桁は、同じ連桁グループ内の音符の間に配置される連桁です。連桁よりも高い音符の符尾は下向きに、連桁よりも低い音符の符尾は上向きに記譜されます。

ト音記号の譜表にある、音程が 2 オクターブの 2 つの G をつなぐ中央配置の連桁

連桁が付いたフレーズの音程の幅が大きい場合、標準の連桁であれば、一部の音符が非常に近くなる一方で一部の音符からは非常に遠くなり、符尾が非常に長くなってしまいます。音程の幅が大きいフレーズに中央配置の連桁を使用すると、符頭と連桁の最大距離を縮めることができますが、譜表内に連桁が配置され、譜表の線が見えにくくなる場合もあります。

初期設定では、第 3 線の両側にある音符をつなぐ連桁を中央配置できます。第 3 線のいずれかの側のみの音符を含む連桁用にカスタムの中央配置の連桁を作成することもできます。

1. 音程に高低差があるフレーズの標準の連桁
2. 同じ高低差があるフレーズの中央配置の連桁
ヒント

譜表をまたぐ連桁を作成して、大譜表を用いる楽器の譜表間に連桁を中央配置できます。