再生時のサンプリングされたトリル使用の有効化/無効化

プロジェクトにおけるサンプリングされたトリルの使用の有効/無効を切り替えられます。これは、プロジェクトの一部に生成でしか再現できないトリルの音程が含まれるため、全体に生成されたトリルのみ使用することが望ましい場合や、トリルの直前/直後の装飾音符をトリルに組み込む必要がある場合などに有用です。

補足

再生に NotePerformer を使用する場合、NotePerformer がリアルなトリルの演奏を再現するために必要な正しいノート情報とコントローラー情報を Dorico Pro が送信できるように、サンプリングされたトリルは無効化することをおすすめします。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[Shift]+[P] を押して「再生オプション (Playback Options)」を開きます。
  2. カテゴリーリストの「トリル (Trills)」をクリックします。
  3. 「トリルの再生方法 (Playback approach for trills)」で、以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 生成されたトリルのみ (Generated trills only)

    • 可能な場合はサンプルを使用 (Use samples if possible)

  4. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。

結果

「可能な場合はサンプルを使用 (Use samples if possible)」を選択するとサンプリングされたトリルが有効化され、「生成されたトリルのみ (Generated trills only)」を選択すると無効化されます。