強弱記号

強弱記号は音の大きさを表わし、他の指示と組み合わせることで、解釈の余地も残しつつ、演奏者が楽譜の演奏方法を詳細に理解できるようにします。

強弱記号は音量の瞬間的な変化や、指定のデュレーションによる段階的な変化を指示します。初期設定では、強弱記号は、楽器の場合は譜表の下、歌の場合は譜表の上に配置されます。

1. 複数の異なる強弱記号を持つフレーズ

強弱記号に修飾語句を追加して、音量レベルとともにスタイルに関する指示を与えることができます。たとえば espressivo は、音量を大きくするだけではなく、感情を込めてパッセージを演奏することを示します。

表現テキストの大部分はイタリック体で記される一方、 などの強弱記号はボールドイタリック体のフォントを使用します。