小節線

小節線は譜表を区切る垂直の線で、楽譜を拍子記号に応じて小節に分割します。最もよく使われる小節線は隣接する小節間の縦線ですが、複縦線やリピート小節線などさまざまな種類があります。

Dorico Pro では、現在の拍子記号に応じて小節線が自動的に表示されます。たとえば結合拍子では、異なる拍子間に破線の小節線が自動的に表示されます。拍子記号を変更すると、後続の楽譜の小節が正しく区切られるように、必要に応じて小節線が移動します。

初期設定では、フロー内では縦線が使われ、フローの終了位置では終止線が使われます。フロー内およびフローの終わりに使用されるデフォルトの小節線は変更できます。また、初期設定では複縦線が表示される調号の変更位置の小節線も変更できます。

小節線は、大括弧または中括弧で括られた譜表グループをまたいで自動的に延長されます。