トリルの音程の外観を変更する

音符の譜表のトリルの 2 度の音程の外観は、プロジェクト全体の設定より優先される形で個別に変更できます。たとえば、一部のトリルに補助音符を表示して、トリル先のピッチに変更があることを分かりやすくすることなどができます。
補足

トリルの音程の外観を変更できるのは、長 2 度または短 2 度の音程のトリルだけです。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. トリルの音程の外観を変更するトリルを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. プロパティパネルの「トリル (Trills)」グループで、「外観 (Appearance)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 臨時記号 (Accidental)

    • ハリウッドスタイル (Hollywood style)

    • 補助音符 (Auxiliary note)

結果

音符の譜表で選択したトリルの音程の外観が変更されます。これは、タブ譜のトリルの外観には影響しません。

ヒント

すべてのトリルの 2 度の音程のデフォルトの外観をプロジェクト全体で変更するには、「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」の「装飾音 (Ornaments)」ページにある「トリルの音程 (Trill Intervals)」セクションで設定を行ないます。

手順終了後の項目

補助音符の符頭のデザインを個別に変更できます。たとえば、トリル先の音符がハーモニクスであることを表示できます。