バルブ式金管楽器のフィンガリング

トランペットやホルンなどのインストゥルメントにおいては、特定の音を出す上でどのバルブを押下するかを示すために、フィンガリングが使用されます。

バルブ式金管楽器のフィンガリングは、フィンガリングのポップオーバーに、区切り文字なしの数字で入力できます。たとえば、トランペットの C の音に 12 と入力して、1 番めと 2 番めのバルブを押下するよう指示します。

初期設定では、Dorico Pro は金管楽器の譜表の音符に追加されるフィンガリングを自動的に縦に積み重ねます。初期設定では区切り文字は表示されません。

バルブ式金管楽器のフィンガリングの外観は、「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」「フィンガリング (Fingering)」ページにある「金管楽器 (Brass)」セクションで変更できます。たとえば、バルブ式金管楽器のフィンガリングは、横一列または縦に積み重ねて表示できます。区切り文字の外観も変更でき、また非表示にできます。

バルブ式金管楽器のフィンガリングの各部分に使用されるフォントの形式設定を編集することもできます。