ホルンの支管の指示記号の表示

ホルンのフィンガリングに先頭テキストとして支管の指示記号を加えることにより、ダブルホルンおよびトリプルホルンに対し、音符を演奏する支管を指示できます。単に親指 (thumb) の ⁠T⁠を表記する場合もあれば、ピッチを明記することにより、どの支管を使用するかより明確に指示する場合もあります。

補足

支管の指示記号を追加できるのは、F 調のホルンに属する音符だけです。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. 支管の指示記号を追加するホルンのフィンガリングを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. プロパティパネルの「フィンガリングとポジション (Fingering and Positions)」グループで、「ホルンの支管 (Horn branch)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのホルンの支管を選択します。
    • F

    • B フラット (B flat)

    • F アルト (F alto)

    • E フラットアルト (E flat alto)

    • サムトリガー (Thumb trigger)

結果

選択したフィンガリングに支管の指示記号が追加されます。

ヒント

支管の指示記号の外観は、「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」「フィンガリング (Fingering)」ページにある「金管楽器 (Brass)」セクションで変更できます。