無音程打楽器を元インストゥルメントとするキューの譜表上の位置を変更する

無音程打楽器を元インストゥルメントとするキューの譜表上の位置を、プロジェクト全体の設定より優先される形で個別に変更できます。

初期設定では、リズムによるキューになっていない無音程打楽器を元インストゥルメントとするキューは、譜表の第 3 線に配置されます。

補足

この手順はリズムによるキューには適用されません。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. 譜表上の位置を変更する無音程打楽器を元インストゥルメントとするキューのラベルを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. プロパティパネルの「キュー (Cues)」グループで、「無音程音の位置 (Unpitched notes pos.)」をオンにします。
  3. 数値フィールドの値を変更します。

結果

選択したキューの譜表上の位置が、新しい値によって変更されます。たとえば、0 は譜表の第 3 線、4 は譜表の第 5 線、-4 は譜表の第 1 線を意味します。

ヒント

すべての無音程打楽器を元インストゥルメントとするキューの譜表上の位置のプロジェクト全体のデフォルトは、「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」の「キュー (Cues)」のページで変更できます。

例

図 1. 譜表の第 3 線に配置された無音程のキュー (デフォルト)
図 2. 譜表の高い位置に配置された無音程のキュー