キューの配置と記譜に関する一般的な表記規則

キューは通常、パッセージの開始位置に元インストゥルメントの名前を伴い、標準の音符より小さい音符を使用して記譜されます。

キューの上か下には縮小なしの休符を配置して、キューを読むプレーヤーがその音符を演奏しないことを強調するのが一般的です。

元インストゥルメントに存在する記譜記号の一部は、キューでは省略される場合があります。ただし、スラー、アーティキュレーションおよび強弱記号は、プレーヤーがキューに目を通す際にパッセージを識別しやすくなることが多いため、通常はキューに表示されます。

キューの元インストゥルメントの音域およびキューのパッセージそれぞれの範囲によっては、キューの開始位置に音部変更記号が必要となる場合もあります。