臨時記号のサイズの変更

臨時記号のサイズは、それが属する符頭のサイズを変更することなく個別に変更できます。これにより、たとえば、通常の臨時記号よりも小さいサイズで編者注の臨時記号を表示できます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。

前提

• 下ゾーンを表示しておきます。

• 下ゾーンのツールバーで「プロパティ (Properties)」 を選択しておきます。

• 浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」 を選択しておきます。

• ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。

手順

1. 浄書モードで、サイズを変更する臨時記号を選択します。
2. プロパティパネルの「音符と休符 (Notes and Rests)」グループで、「臨時記号のスケール (Accidental scale)」をオンにします。
3. 数値フィールドの値を変更します。
4. [Return] を押します。

結果

選択した臨時記号の縮尺サイズが変更されます。たとえば、値を 50 に変更すると、選択した臨時記号の縮尺が標準サイズの半分になります。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。