プロパティ範囲の変更

たとえばこれから行なうプロパティの変更をすべてのレイアウトおよびフレームチェーンに適用することが必要な場合、ローカルプロパティのプロパティ範囲を変更できます。

前提

  • 下ゾーンを表示しておきます。

  • 下ゾーンのツールバーで「プロパティ (Properties)」 を選択しておきます。

手順

  • プロパティパネルの「ローカルプロパティの効果範囲 (Set local properties)」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • ローカル (Locally)

    • グローバル (Globally)

結果

プロパティ範囲が変更されます。これ以降にローカルプロパティに加えるすべての変更は、「ローカル (Locally)」を選択した場合は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに適用され、「グローバル (Globally)」を選択した場合はすべてのレイアウトとフレームチェーンに適用されます。

補足
  • プロパティ範囲には、アイテムの表示上の位置を制御するローカルプロパティも含まれます。一般的にアイテムは、レイアウトごとに異なる表示上の位置に配置されるため、必要なとき以外はプロパティ範囲を「グローバル (Globally)」に変更しないことをおすすめします。

  • これは、その設定以降に変更されたプロパティにしか適用されません。既存のプロパティのプロパティ範囲を変更する場合は、プロパティ設定を他のレイアウトとフレームチェーンにコピーします。

  • 「環境設定 (Preferences)」「音符の入力と編集 (Note Input and Editing)」ページで、以降のすべてのプロジェクトで使用するデフォルトのプロパティ範囲を変更できます。