キューの提案を使用したキューの入力
記譜モードのキューパネルにある「キューを提案 (Suggest Cues)」セクションを使用して、キューの入力に適した場所を見つけることができます。そのあと、キューのポップオーバーを使用してキューを入力できます。
手順
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記譜モードの楽譜領域で、キューに適した場所を見つけるレイアウトを開きます。
たとえば、楽譜領域でフルスコアレイアウトを開いている場合はすべてのインストゥルメントについてキューに適した場所が提案されますが、単一のパートレイアウトを開いている場合は個々のインストゥルメントについてのみキューに適した場所が提案されます。
- 記譜ツールボックスで「キュー (Cues)」 をクリックしてキューパネルを表示します。
- 「キューを提案 (Suggest Cues)」セクションで、「休符時間 (Resting for)」の値を変更して、キューを入力するまでの休符時間を指定します。
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「リハーサルマーク (Rehearsal marks)」で以下のいずれかのオプションを選択します。
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考慮 (Consider)
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無視 (Ignore)
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「キュー (Cues)」で以下のいずれかのオプションを選択します。
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考慮 (Consider)
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無視 (Ignore)
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- 「更新 (Update)」をクリックします。
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キューの提案のコンテキストを確認するには、キューの提案の表で行をクリックし、レイアウト内のその位置に直接移動します。
キューの提案は、5 ~ 10 秒に相当するデュレーションが強調表示されます。「キューの提案箇所を強調 (Highlight suggestions)」をオフにすることで、強調された領域を非表示にすることもできます。
- キューを入力する譜表で、キューを表示するデュレーションにまたがるアイテムを選択します。
- [Shift]+[U] を押してキューのポップオーバーを開きます。
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ポップオーバーで、キューに楽譜を表示するインストゥルメントの名前を入力しはじめます。
ポップオーバーの下にインストゥルメントの候補メニューが表示されます。キューパネルの「演奏中のインストゥルメント (Playing instruments)」リストを使用すると、キューに適した元インストゥルメントを選択できます。
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インストゥルメントの候補メニューから、キューに楽譜を表示するインストゥルメントを選択します。
補足
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プロジェクトに存在するインストゥルメントの名前を入力しなければ、キューは作成されません。
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インストゥルメントの正式名称を自分でポップオーバーに入力した場合、そのインストゥルメントを使用するキューを入力するには [Return] を 2 回押す必要があります。
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同じタイプのインストゥルメントがプロジェクトに複数ある場合、番号を指定しなければ最初のプレーヤーの楽譜がキューとして入力されます。たとえば、プロジェクトに Violin I と Violin II があり、キューのポップオーバーに「violin」と入力すると、キューには Violin I の譜表の楽譜が表示されます。
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結果
選択した譜表にキューが入力され、そこにキューのポップオーバーで選択したインストゥルメントの楽譜が表示されます。
ページビューでフルスコアレイアウトにキューを入力すると、初期設定では、元インストゥルメントの名前を表示するガイドとしてキューが表示されます。これは、フルスコアレイアウトではキューを表示せず、パートレイアウトでは表示するようにデフォルトで設定されているためですが、キューの表示/非表示はレイアウトごとに選択できます。