入れ替え可能な拍子の拍子記号の区切り文字のスタイルを個別に変更する
入れ替え可能な拍子の拍子記号に表示される区切り文字は、プロジェクト全体の設定より優先される形で個別に変更できます。
前提
浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。
手順
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区切り用文字を変更する入れ替え可能な拍子の拍子記号を個別に選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
補足
入れ替え可能な拍子の拍子記号では、プロパティパネルの「拍子記号 (Time Signatures)」グループの「区切り用文字 (Separator)」が自動的にオンになります。
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「区切り用文字 (Separator)」のメニューから、以下のいずれかのオプションを選択します。
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括弧 (Parentheses)
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角括弧 (Brackets)
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イコールサイン (Equals sign)
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斜線 (Slash)
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スペース (Space)
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ハイフン (Hyphen)
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結果
選択した入れ替え可能な拍子の拍子記号の区切り用文字のスタイルが変更されます。
ヒント
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ポップオーバーを使用して入れ替え可能な拍子の拍子記号を入力する際に、区切り文字のスタイルを指定できます。
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「拍子記号 (Time Signatures)」ページで、プロジェクト全体の入れ替え可能な拍子記号のデフォルトの区切り文字を変更できます。
にある -
結合拍子の拍子記号は、入れ替え可能な拍子の拍子記号と外観が似ているかもしれませんが、これとは異なる動作をするものです。結合拍子の拍子記号は「+」記号で区切られるのに対し、入れ替え可能な拍子の拍子記号の区切り文字は 6 種類ありますが、ここに「+」記号は使用できません。
結合拍子の拍子記号では「区切り用文字 (Separator)」をオンにして利用できるオプションを選択できますが、このプロパティが効果を持つのは、入れ替え可能な拍子の拍子記号の区切り用文字の外観のみです。