タイのスタイルを変更する

個々のタイについてスタイルを変更できます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。初期設定では、すべてのタイは実線で表示されます。

前提

  • 浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

  • ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。

手順

  1. スタイルを変更するタイを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
    補足
    • 記譜モードでは、タイチェーン全体のみを選択できます。浄書モードでは、タイチェーンに含まれる個別のタイを選択できます。

    • 記譜モードでタイチェーンに加えた変更は、そのチェーンの最初のタイのみに影響します。

  2. プロパティパネルの「タイ (Ties)」グループで、「スタイル (Style)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 実線 (Solid)

    • 破線 (Dashed)

    • 点線 (Dotted)

    • 前半部分が破線 (Half-dashed start)

    • 後半部分が破線 (Half-dashed end)

    • 編者注 (Editorial)

結果

選択したタイのスタイルが変更されます。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。

ヒント

これらのオプションそれぞれの詳細なパラメーターに関するプロジェクト全体の設定は、「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」「タイ (Ties)」のページで変更できます。たとえば、「編者注 (Editorial)」のタイのストロークの長さと幅、点線の点の直径や破線の長さ、点線や破線の間隔の大きさなどを変更できます。