垂直線の長さの変更
個々の垂直線の長さを、譜表上の別の位置まで延ばしたり縮めたりできます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。 初期設定では、垂直線は同じ位置にある同じ声部のすべての音符の範囲全体にかかるように表示されます。
前提
-
浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。
-
ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。
手順
- 長さを変更する垂直線を選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
-
プロパティパネルの「垂直線 (Vertical Lines)」グループで、以下のプロパティの一方または両方をオンにします。
-
上部分 (Top position)
-
下部分 (Bottom position)
-
- 数値フィールドの値を変更します。
結果
選択したラインの垂直方向の長さが変更されます。値を大きくすると対応する終端が上に 1 度ずつ移動し、値を小さくすると下に 1 度ずつ移動します。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。
ヒント
浄書モードでは、ラインの表示上の位置や長さを変更できます。