横棒線の開始位置/終了位置の変更

初期設定では、位置に連結された横棒線は、音符/臨時記号の前から開始され、そのラインの終了位置にある最後の音符、和音、または休符の直後に終了します。たとえば、臨時記号のかわりに符頭の直前で開始させたい場合や、次の音符、和音、または休符の直前で終了させたい場合など、位置に連結された横棒線の開始位置および終了位置を個別に変更できます。

補足

これらの手順は、位置に連結された横棒線にのみ適用されます。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. 開始位置/終了位置を変更する位置に連結された横棒線を選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. プロパティパネルの「横棒線 (Horizontal Lines)」グループで、「水平開始位置 (Horizontal start position)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 符頭 (Notehead)

    • 符頭の中央 (Notehead center)

    • 臨時記号 (Accidental)

  4. 「横棒線 (Horizontal Lines)」グループで、「水平終了位置 (Horizontal end position)」をオンにします。
  5. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 最後の音符の右側で終了 (End at right-hand side of final note)

    • 最終音の中央で終了 (End on center of final note)

    • 次に続く音符の直前で終了 (End immediately before following note)

結果

選択した位置に連結された横棒線の開始位置/終了位置が変更されます。

1. 符頭の前から開始する横棒線
2. 符頭の中央から開始する横棒線
3. 臨時記号の前から開始する横棒線
4. 最後の音符のあとで終了する横棒線
5. 最後の符頭の中央で終了する横棒線
6. 次に続く音符の前で終了する横棒線