数字付き低音に使用するフォントをプロジェクト全体で変更する

初期設定では、数字付き低音には太字のアラビア数字フォントが使用され、これは拍子記号の数字に近い外観です。たとえば数字付き低音をプレーンフォントで表示する場合など、数字付き低音に使用するフォントをプロジェクト全体で変更できます。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[Shift]+[E] を押して「浄書オプション (Engraving Options)」を開きます。
  2. カテゴリーリストの「数字付き低音 (Figured Bass)」をクリックします。
  3. 「デザイン (Design)」セクションの「数字付き低音の外観 (Figured bass appearance)」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 太字 (Bold font)

    • プレーンフォント (Plain font)

  4. 「プレーンフォント (Plain font)」を選択した場合は、「臨時記号 (Accidentals)」セクションの「半音上げまたは半音下げの数字の外観 (Appearance of raised or lowered figures)」には「常に臨時記号を使用 (Always use accidentals)」を選択してください。

    プレーンフォントには数字付き低音の臨時記号の異なる外観用のグリフが含まれていないため、数字の半音上げ/半音下げの表示には臨時記号しか使用できないためです。

  5. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。

結果

プロジェクト全体で数字付き低音のフォントスタイルに使用されるフォントが変更されます。

ヒント
  • 数字付き低音に使用するフォントスタイルの各種設定は、「フォントスタイルを編集 (Edit Font Styles)」ダイアログで編集できます。数字付き低音の太字の数字には「数字付き低音のフォント (Figured Bass Font)」が使用されます。数字付き低音のプレーンの数字には「数字付き低音のテキストフォント (Figured Bass Text Font)」が使用されます。

  • 太字の数字の外観は、「音楽記号を編集 (Edit Music Symbol)」ダイアログで個別に編集できます。