ラインに対するテキストの配置の変更

個々のラインに対するテキストの配置を変更して、たとえば、テキストを横棒線の開始位置や垂直線の一番上に表示できます。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. テキストの配置を変更するラインを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
    補足

    横棒線のみまたは垂直線のみを選択する必要があります。

  2. プロパティパネルの「横棒線 (Horizontal Lines)」または「垂直線 (Vertical Lines)」のグループで、 テキストの配置 (Text placement)」をオンにします。
  3. メニューから以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 先頭 (Start)

    • 中央 (Center)

    • 末尾 (End)

  4. 「開始 (Start)」または「終了 (End)」を選択しており、ラインの対応する端からのオフセットを変更する場合は、「横棒線 (Horizontal Lines)」または「垂直線 (Vertical Lines)」グループの「開始位置/終了位置との間隔 (Start/end gap)」を有効にして、値フィールドで値を変更します。

結果

選択したラインに対するテキストの配置が変更されます。垂直線の場合は、「開始 (Start)」を選択するとテキストはラインの一番下に配置され、「終了 (End)」を選択するとテキストはラインの一番上に配置されます。

「開始位置/終了位置との間隔 (Start/end gap)」もオンになっている場合は、選択しているラインのテキストと対応する端との間隔が変更されます。

ヒント

「ラインを編集 (Edit Lines)」ダイアログで、ラインに対するテキストのデフォルトの配置を変更できます。ここでは、ラインのデュレーション全体にテキストを繰り返し表示したり、ハイフン付きのテキストを表示したりすることもできます。