マシンコントロール出力設定 (Machine Control Output Settings) - 9 ピンコントロール 1 と 2
- シリアルポート (Serial Port)
この欄では、9 ピンデバイスの接続されているシリアルポートをポップアップメニューから選択します。「シリアルポート (Serial Port)」ポップアップメニューを使用して、適切なシリアルポートを選択します。
重要PC (Windows 系コンピューター) と Mac (Apple 社製コンピューター) ではシリアルポートのタイプが異なります。一般的な PC には D-sub 9 ピンコネクターの RS232 インターフェースが備わっています。これを RS422 形式に変換すると、SONY 9-Pin デバイスを接続できます。Mac の場合は Keyspan USA-19W など、USB を RS422 シリアル転送形式に変換するコンバーターが必要になります。
- オーディオトラック数 (Audio Track Count)
ここでは、使用できるオーディオトラックの数を設定します。9 ピンデバイス (9-Pin Device) パネルには、設定された数の「録音可能 (record-enable)」ボタンが表示されます。
- 「デバイス認識を試行 (Try to Recognize Device)」と「一般デバイスを使用 (Use Generic Device)」
RS422 9 ピンコントロールプロトコルを利用すると、さまざまなデバイスを制御できます。デバイスによって仕様や機能が違う場合があるので、制御方法もそれに合わせる必要があります。 Nuendo には多くの 9 ピンデバイスで使用できるプロファイルデータのライブラリーが付属しています。
ここでは、接続されたデバイスにポーリング (検証) コマンドを送ることで Nuendo にそのデバイスを認識させるか、一般デバイス用のプロファイルを使用するかを、2 つの項目のうちから選択できます。
- オートエディットプリ/ポスト (Auto Edit PRE/POST)
「自動編集 (Auto Edit)」は録音可能に設定されたトラックで自動的にパンチイン、パンチアウトを行なえる、9 ピンデバイスの機能です。左の欄では「プリロール (pre-roll)」、右の欄では「ポストロール (post-roll)」を設定します。この設定で、自動編集を実行する際に 9 ピンデバイスが開始/停止するタイミングが決まります。9 ピンデバイスには、この機能に対応しているものとしていないものがあります。