マシンコントロール出力先 (Machine Control Output Destination)

「トランスポート (Transport)」メニューの「外部のシンク信号に同期 (Use External Synchronization)」をオンにすると、プロジェクトウィンドウでのカーソルの位置情報も含めた、すべてのトランスポートコマンドが、マシンコントロールコマンドに変換されます。変換されたコマンドは、このセクションで選択されている出力先にルーティングされます。

マシンコントロールなし (No Machine Control)

この項目を選択すると、トランスポートコマンドは、どのデバイスにもルーティングされたり送信されたりしなくなります。ただし、それは 9 ピンデバイスや MMC デバイスのパネルの操作には影響しません。各デバイスのパネルはマシンコントロール出力先の設定に関係なく機能します。マシンコントロール出力先の設定では、同期機能がオンになっているときに Nuendo からトランスポートコマンドのルーティングされるターゲットだけが決まります。

MIDI マシンコントロール (MMC) (MIDI Machine Control)

この項目を選択して同期機能をオンにすると、Nuendo のトランスポートパネルを操作することで送信されるトランスポートコマンドが、すべて MMC デバイスにルーティングされます。ルーティング先は「マシンコントロール出力設定 (Machine Control Output Settings)」セクションで指定した MIDI ポートになります。

9 ピンコントロール 1 と 2 (9-Pin Control 1 & 2)

9 ピンコントロールのいずれかを選択して同期機能をオンにすると、Nuendo のトランスポートパネルを操作することで送信されるトランスポートコマンドが、該当する 9 ピンデバイスにルーティングされます。ルーティング先は「マシンコントロール出力設定 (Machine Control Output Settings)」セクションで指定したポートになります (も参照してください)。

Steinberg 'Time Base' と Steinberg SyncStation

この項目を選択して同期機能をオンにすると、Nuendo のトランスポートパネルを操作することで送信されるトランスポートコマンドが、接続されている Time Base または SyncStation にルーティングされます。設定や操作の詳細については各製品のマニュアルを参照してください。