マシンコントロール入力ソース

Nuendo は外部の MIDI デバイスや 9 ピンデバイスからのマシンコントロールコマンドに応答できます。

ロケート (ポジショニング)、再生、録音など、入力されるトランスポートコマンドに従ったり、オーディオトラックに対する録音待機用コマンドに応答したりすることもできます。このため、Nuendo は、舞台用のミキシングステージなど、集中管理されたマシンコントロールや同期の設備を備えた大規模なスタジオシステムにも簡単に統合できます。

MIDI マシンコントロール (MMC) (MIDI Machine Control)

入力ソースとして「MIDI マシンコントロール (MMC) (MIDI Machine Control)」が選択されている場合、「マシンコントロール入力設定 (Machine Control Input Settings)」セクションでは以下の項目を設定できます。

項目

説明

MMC 入力 (MMC Input)

ここではマスターマシンコントロールデバイスに接続された MIDI 入力ポートを選択します。

MMC 出力 (MMC Output)

ここではマスターマシンコントロールデバイスに接続された MIDI 出力ポートを選択します。

MMC デバイス ID (MMC Device ID)

この欄では Nuendo の内部でマシンを識別するための MIDI ID 番号を設定します。

重要

MMC プロトコルではデバイス間でステータスのポーリング (検証) 操作が行なわれるため、双方向の通信が必要です。このため、一方向の通信だけで使える機能もありますが、MMC デバイス同士は MIDI の入力と出力、両方のポートを接続することをおすすめします。

Steinberg 'Time Base'

Nuendo に TimeBase が接続されていると、「マシンコントロール入力設定 (Machine Control Input Settings)」セクションにさまざまな設定項目が表示されます。詳細については Time Base のマニュアルを参照してください。

Steinberg SyncStation

マシンコントロールの入力ソースとして「Steinberg SyncStation」が選択されていると、そのコントロールコマンドを SyncStation 内部でルーティングするための設定項目がいくつか表示されます。詳細については SyncStation のマニュアルを参照してください。