エンベロープパラメーター

エンベロープパラメーターはディスプレイの上にあります。

ほとんどのパラメーターは、「Pitch」ページ、「Filter」ページ、「Amp」ページで共通です。違いがある箇所については、その旨を明記します。

Sustain Mode

たとえば、ベースサンプルなど、ワンショットで再生したくない非パーカッシブなサンプルを使用する場合は、これをオンにすることをおすすめします。「Sustain Mode」をオンにすると、エンベロープが最初のノードからサステインノードまで再生されます。サステインレベルは、ノートを発音する限り保持されます。ノートの発音を停止すると、エンベロープはサステインのあとの段階を再生します。

Selected Node

選択したエンベロープノードを表示します。

Time

2 つのノード間の時間を設定します。「Sync」モードに応じて、「Time」パラメーターはミリ秒単位および秒単位または拍子の分数で表示されます。

補足

分数は常に最小値に約分されます。たとえば、2/16 は「1/8」と表示されます。

Curve

2 つのノード間のカーブ特性を、直線から指数または対数動作まで調節できます。

Pitch (ピッチエンベロープ)

「Time」パラメーターで設定した位置のエンベロープのピッチオフセットを設定します。

補足

この値は、「Pitch Envelope Amount」が 0 に設定されていない場合にのみ効果があります。

Level (フィルターエンベロープとボリュームエンベロープ)

「Time」パラメーターで設定した位置のエンベロープの振幅を設定します。

Sync

エンベロープをホストアプリケーションのテンポに同期できます。

「Sync」をオンにすると、グラフィカルエディターにグリッドが表示されます。「Sync Note」パラメーターでグリッドの解像度を設定できます。

3 連符の音価を使用する場合は、「Triplets」ボタンをオンにします。

Bipolar (ピッチエンベロープ)

このボタンをオンにすると、ピッチエンベロープが双極性になります。これは、負の値と正の値でピッチをベンドできるということを意味します。

Fixed Mode
  • 「Fixed Mode」を有効にすると、ノードを時間軸上で移動する際、選択したノードだけが移動します。

  • 「Fixed Mode」を無効にすると、ノードを移動する際は後続のノードもすべて移動します。

Show Waveform

エンベロープエディターにサンプル波形を表示します。

Sample Display Level Range

グラフィカルディスプレイで使用するレベル範囲を指定できます。これにより、レベルが低い場合でも波形の全体像を把握できます。

Snap

「Snap」をオンにしてノードの位置を変更すると、編集しているノードは背後に表示されている Guide Envelope のノードにスナップ (吸着) します。

Show Guide Envelopes

このボタンをオンにすると、他の 2 つのエンベロープがガイドとして背景に表示されます。たとえば、フィルターエンベロープの場合は、ピッチエンベロープとボリュームエンベロープが背景に表示されます。

Auto Scale

サンプルの長さに合わせてエンベロープを調整します。ノード間の相対的な距離が維持されます。