「Pitch」ページ

このページでは、チューニングとピッチモジュレーションを設定できます。

Pitch

レイヤーのピッチを半音単位 (-60 から +60) で調節できます。

Pitch Envelope Amount

ピッチエンベロープからのピッチモジュレーションを調節します。たとえば、このパラメーターを 12 に設定した場合、エンベロープノードはピッチを 1 オクターブ上げ下げできます。

Random Pitch

発音したノートのピッチをランダムに変化させます。値が大きくなると変化が激しくなります。100% に設定すると、ランダムオフセットは -6 から +6 半音の範囲で変化します。

Level Velocity

ベロシティーがエンベロープのレベルにどのように影響を与えるかを指定します。

エンベロープのレベルは、この設定とキーを押す強さの 2 つの要素によって決まります。正の値の場合、キーを押す強さが強いほどエンベロープのレベルが上がります。負の値の場合、キーを押す強さが強いほどエンベロープのレベルが下がります。

Pitch Key Follow

MIDI ノートナンバーによるピッチモジュレーションを設定します。発音するノートのピッチが高くなるにつれてピッチを上げるには、このパラメーターを正の値に設定します。発音するノートのピッチが高くなるにつれてピッチを下げるには、負の値を設定します。

  • +100% に設定すると、発音されたノートとまったく同じピッチになります。

  • 0 % に設定すると、他のモジュレーションが有効になっていなければ、サンプルがルートキーのピッチで再生されます。つまり、ピッチが固定されます。

Decay Time

エンベロープのディケイタイム、つまり最初のノードのあとのすべてのセグメントをオフセットできます。

「Sustain Mode」がオンの場合は、このパラメーターもリリース部分に影響します。

Decay Velocity

「Decay Time」に対するベロシティーの影響を調節します。正の値の場合、ベロシティー値が高くなるほどディケイが短くなります。負の値の場合、ベロシティー値が高くなるほどディケイが長くなります。

Decay Key Follow

「Decay Time」に対する再生キーの影響を調節します。正の値に設定すると、C3 より上のキーのディケイが短くなります。負の値に設定すると、C3 より上のキーのディケイが長くなります。

Glide On/Off

「Glide」を有効または無効にします。「Glide」では、発音するノート間のピッチをベンドできます。「Mono」モードのときに最も効果的です。

すべてのレイヤーの「Glide Time」「Curve」などは「Main」タブで設定します。

Pitchbend On/Off

レイヤーがピッチベンドホイールの影響を受けるかどうかを設定します。

これにより、たとえば音色のレイヤーはピッチベンドに従い、それに対応するノイズのレイヤーは従わないようにすることができます。

すべてのレイヤーのピッチベンド範囲は「Main」タブで設定します。