自動出力接続

HALion でバスへの接続を確立できない場合、信号は自動的にマスターバスにルーティングされます。

HALion では、多くの場所で出力を選択できます。出力セレクターは、ゾーン、レイヤーバス、AUX バス、およびスロットにあります。各出力には自由に名前を付けることができ、出力セレクターにはこれらの名前が反映されます。

さまざまなスロットのさまざまなプログラムに、利用できない出力構成が含まれている場合があります。これは、たとえば、指定した名前のバスがマルチに含まれていないためです。

  • 接続を確立できない場合、ダイアログが開き、未確定のすべてのバスが表示されます。所在不明のそれぞれのバスに対して、かわりに使用する別のバスを選択できます。

    また、レイヤーをプログラムにロードした場合も未確定のバスが生じることがあります。指定したバスをレイヤーが見つけられない場合、同じダイアログが開きます。

  • 割り当てられた出力バスがホストで無効になっている場合、HALion は、その出力に接続されている出力チャンネルおよびミキサーチャンネルに赤色の警告アイコンを表示します。

    すべての信号はバックグラウンドでマスターバスにもルーティングされているため、聴くことはできます。一方、すべての出力セレクターは設定が保持されるため、ホスト上などで出力を有効にすることであとから接続を再確立できます。