オーディオバスのアーキテクチャー

ゾーン、レイヤー、プログラム、およびスロットのオーディオ信号は、オーディオバス経由で管理します。オーディオバスには、単一のレイヤーまたはプログラム全体のオーディオを処理する場合などに Insert エフェクトをロードできます。

スロットは 1 つの専用バスを使用します。

プログラムは 1 つ以上のオーディオバスを使用して、プログラム内のレイヤーおよびゾーンからのオーディオ信号をミックスできます。

レイヤーには必ずしもオーディオバスは必要ありません。たとえば、レイヤーに含まれているゾーンのサブミックスを作成する場合などにオーディオバスを作成できます。

AUX バスを使用するとゾーン、レイヤー、プログラム、およびスロットで Send エフェクトを使用できます。Send エフェクトはゾーン、レイヤー、プログラム、およびスロット間で共有できますが、個々のゾーンまたはレイヤーに Send エフェクトを使用するためにローカル AUX バスを追加することもできます。

ゾーンには独自のオーディオバスはありません。そのかわり、出力は、使用可能な次のオーディオバスに自動的にルーティングされます。すべてのゾーン、オーディオバス、AUX バスは、プラグインのステレオ出力またはサラウンド出力に自由に割り当てられます。たとえば、間にオーディオバスやエフェクトを入れずにゾーン出力を出力バスにルーティングできます。