MIDI の読み込み
MIDI ファイルは、たとえば楽曲のセクションの異なるバージョンに対して作業する場合など、個別のフローとして既存の Dorico SE プロジェクトに読み込めます。
手順
- エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。 を選択して
- エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) で、読み込む MIDI ファイルを探して選択します。
- 「開く (Open)」をクリックして、最初に選択した MIDI ファイルのための「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」ダイアログを開きます。
- 「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」ダイアログで、必要に応じて設定を変更します。
- また、クオンタイズ設定をカスタマイズする場合は、「クオンタイズオプション (Quantize Options)」をクリックして、必要に応じて「MIDI クオンタイズオプション (MIDI Quantize Options)」ダイアログの設定を変更します。
- それから「OK」をクリックしてクオンタイズ設定を保存し、「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」ダイアログに戻ります。
- 「OK」をクリックして「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」ダイアログを閉じると、最初に選択した MIDI ファイルのための「フローの読み込みオプション (Flow Import Options)」ダイアログが自動的に開きます。
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「フローの読み込みオプション (Flow Import Options)」ダイアログの「プレーヤーの処理方法 (Player handling)」で、以下のいずれかのオプションを選択します。
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すべて新規のプレーヤーを作成 (Create All New Players)
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可能な場合既存のプレーヤーとマージ (Merge with Existing Players Where Possible)
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- 「OK」をクリックすると選択したフローが読み込まれ、ダイアログが閉じます。
- また、複数の MIDI ファイルを選択した場合は、必要に応じて各ファイルに手順 4 から 9 を繰り返します。「MIDI インポートオプション (MIDI Import Options)」と「フローの読み込みオプション (Flow Import Options)」ダイアログが、ファイルごとに自動的に開きなおします。
結果
選択した MIDI ファイルが新規フローとしてプロジェクトに読み込まれます。Dorico SE は読み込まれた MIDI ノートに対して、正しい異名同音を生成するアルゴリズムを使用します。
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MIDI ファイルに含まれるマーカーは一緒に読み込まれ、MIDI ファイルに SMPTE オフセット値が設定されている場合は、その値がフローの開始位置のタイムコード位置の設定に使用されます。
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「すべて新規のプレーヤーを作成 (Create All New Players)」を選択している場合、それぞれの MIDI ファイルの読み込みに必要なだけの新規プレーヤーが追加されます。
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「可能な場合既存のプレーヤーとマージ (Merge with Existing Players Where Possible)」を選択している場合、読み込まれた MIDI ファイルと既存のプロジェクト間で共通のプレーヤーはマージされます。たとえば、ピアノソロが含まれる MIDI ファイルをピアノとヴィオラが含まれるプロジェクトに読み込んだ場合、読み込まれた MIDI ファイルは既存のピアノプレーヤーに追加されます。
ヒント
MIDI ファイルを既存プロジェクト内の新規フローではなく、個別のプロジェクトとして開く場合は、MIDI ファイルを直接開くこともできます。