デフォルトのマスターページに使用されるプロジェクト情報

プロジェクト内の異なるレイアウトにおけるすべてのテキスト情報を一致させる効率的な方法は、「プロジェクト情報 (Project Info)」ダイアログに入力した現在のプロジェクト用の情報にリンクしたトークンを使用することです。

トークンとは、異なる場所にあるテキストを参照するコードのことで、これは元のテキストが変更されると自動的に更新されます。

Dorico SE のデフォルトのマスターページにはトークンが使用され、「プロジェクト情報 (Project Info)」ダイアログで追加したプロジェクトに関する情報が、自動的に表示されるようになっています。たとえば「デフォルトのフルスコア (Default Full Score)」のマスターページのセットには、以下の情報に関するトークンが使用されています。

  • 作曲者

  • 作詞者

  • タイトル

補足

これらのトークンは、初期設定ではプロジェクトを参照します。「プロジェクト情報 (Project Info)」のダイアログでフローのための情報しか入力していない場合、それらの情報は自動的には表示されません。