譜表

譜表とは、1 本の線または複数の線が集まったもので、その上に記譜された音符により音楽のピッチとリズムを示すものです。有音程楽器は伝統的な 5 線譜を使用し、無音程楽器は多くの場合 1 線譜を使用します。

音符は 5 線譜の線上および間上に配置され、譜表の上下に加線を使用することで、譜表に収まらないピッチも表現できます。

1. 5 線譜上のフレーズ
2. 1 線譜上の同じフレーズ

5 線譜上の音符のピッチおよび音域は音部記号によって決定され、これにオクターブ線を組み合わせても演奏者が演奏するピッチを示すことができます。

無音程打楽器の 5 線譜においては、譜表上の 1 つ 1 つの位置はそれぞれ異なる打楽器に対応します。

たとえばフルスコアレイアウトではパートレイアウトより小さい譜表を使用するなど、レイアウトのタイプに従って異なる譜表サイズを使用する必要があることも多いため、Dorico SE では、「設定 (Setup)」 > 「レイアウトオプション (Layout Options)」において譜表に関するさまざまな設定を変更できます。