任意の位置からコンデンシング方法の変更をリセットする
コンデンシングに対して行なった変更をフローごとのデフォルトにリセットできます。選択した記譜オプションのみをリセットすることも、個々のレイアウト内の選択した位置から先をリセットすることもできます。
前提
浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。
手順
- 楽譜領域で、コンデンシング方法の変更をリセットするレイアウトを開きます。
-
浄書モードで、コンデンシングをリセットする位置にあるアイテムを選択します。
ヒント
アイテムはコンデンシングされた譜表上にある必要はありません。一箇所に存在できるコンデンシング方法の変更は 1 つのみですが、オプションの変更やリセットは複数の譜表に対して行なえます。
- 「コンデンシング方法の変更 (Condensing Change)」ダイアログを開きます。 を選択して
-
コンデンシンググループリストで、コンデンシング方法の変更に含めるコンデンシンググループのチェックボックスをオンにします。
コンデンシンググループに含めると、選択した位置から新しいフレーズが始まります。
-
コンデンシングをリセットするコンデンシンググループを選択します。
補足
オプションを変更またはリセットできるコンデンシンググループは一度に 1 つのみです。
-
以下のいずれかの操作を行なって、コンデンシングをリセットします。
-
コンデンシングオプションへの以前の変更をリセットするには、「記譜オプション (Notation Options)」セクションで、リセットするオプションを有効にして「リセット (Reset)」を選択します。
-
以前の手動によるコンデンシング方法の変更をリセットするには、「手動でコンデンシング (Manual Condensing)」セクションで、「コンデンシング方法 (Condensing Approach)」を有効にして「リセット (Reset)」を選択します。
-
- 必要に応じて、コンデンシングをリセットするコンデンシンググループごとに手順 5 と 6 を繰り返します。
- 「OK」をクリックして変更内容を保存し、ダイアログを閉じます。
結果
有効にしたオプションのフローごとの記譜オプションに従うようにコンデンシング結果がリセットされます。手動によるコンデンシング方法の変更の場合は、コンデンシング結果が完全にリセットされます。これは、選択した位置から次のコンデンシング方法の変更がある位置かフローの終了位置のいずれか早い方まで適用されます。
コンデンシング方法の変更の位置にはガイドが表示されます。