装飾音符の位置をプロジェクト全体で変更する

「浄書 (Engrave)」 > 「浄書オプション (Engraving Options)」「音符 (Notes)」ページにある「装飾音符 (Grace Notes)」セクションでは、装飾音符とそれが適用される符頭とのデフォルトの距離を変更できます。

一番右にある装飾音符の右側の最小距離の値を増やすと、装飾音符はその適用される符頭から遠ざかり、値を減らすと近づきます。

図: デフォルトの最小値 (右側の符頭に対し 1/2 スペース) に設定された装飾音符

図: より大きい値 (右側の符頭に対し 1.5 スペース) に設定された装飾音符

また装飾音符の位置は、「設定 (Setup)」 > 「レイアウトオプション (Layout Options)」「音符のスペーシング (Note Spacing)」ページで装飾音符のスペーシングの倍率を変更することにより、レイアウトごとに個別に調整できます。

装飾音符のスペーシングの倍率を下げると、同じ位置にある複数の装飾音符の間隔が狭くなります。

図: 音符のスペーシングの倍率がデフォルトの 70% に設定された、3 つの長いデュレーションの装飾音符

図: 音符のスペーシングの倍率を 20% に下げた場合の、3 つの長いデュレーションの装飾音符