ミュートの演奏技法の追加

コルネットプレーヤーがミュートを使用するよう指示し、再生時にミュートしたコルネットサウンドを使用するために、コンソルディーノの演奏技法を入力できます。

手順

  1. 小節番号 1 で、コルネット譜表の最初の音符を選択します。
  2. [Shift]+[P] を押して演奏技法のポップオーバーを開きます。
  3. ポップオーバーに「con s」と入力します。

    譜表の上の演奏技法のポップオーバーに「con sord」と入力しはじめたところ

    • 特定の演奏技法を作成するためには、演奏技法のポップオーバーに正確なポップオーバーエントリーを入力する必要があるため、ポップオーバーに入力しはじめると有効な演奏技法のメニューが表示されます。

  4. [↓] を押して「con sord」を選択します。

    演奏技法のポップオーバーメニューで「con sord」を選択したところ

  5. [Return] を押してポップオーバーを閉じます。

結果

コンソルディーノの演奏技法が入力されました。この演奏技法には、⁠ミュート⁠の再生効果が関連付けられています。Dorico では、再生時に正しいサウンドを生成するために、再生効果を使用して演奏技法の記譜記号とサウンドライブラリーの技法やアーティキュレーションをリンクさせます。

他の記譜記号と同様、演奏技法はそのリズム上の位置に合わせて自動的に配置されます。テキストの演奏技法は左揃え、グリフの演奏技法は中央揃えで配置されます。また、Dorico では自動衝突回避が実行されるため、演奏技法が収まるようにテンポ記号が上に移動します。

楽譜の最初に入力された「con sord.」の演奏技法