楽譜の作成

プロジェクトの設定が完了したら、楽譜の作成を開始できます。これ以降のタスクでは、このピアノ曲に必要な音符と記譜項目を入力する方法について説明します。わかりやすいように、アイテムごとに個別のタスクを用意していますが、Dorico はほとんどのアイテムを音符や他の記譜記号の入力と同時に入力できるように設計されています。そのため、たとえば強弱記号を追加するために音符の入力を中断する必要はありません。

歌詞やコード記号など、この曲に含まれていないその他の一般的な記譜記号については、ガイドの最後のセクションで説明しています。

いくつかの手順では、特定の小節で操作を行ないます。現在選択しているアイテムの小節番号は、ウィンドウの下部のステータスバーに表示されます。また、システムトラック (組段の上の半透明のグレーのライン) にもすべての小節番号が表示されます。システムトラックの表示/非表示は、[Alt/Opt]+[T] を押して切り替えることができます。また、すべての小節に小節番号を表示するには、[Ctrl]/[command]+[Shift]+[L] を押して「レイアウトオプション (Layout Options)」を開き、ダイアログの左側にあるカテゴリーリストで「小節番号 (Bar Numbers)」をクリックし、「頻度 (Frequency)」サブセクションで「小節番号を表示 (Show bar numbers)」「1 小節ごと (Every bar)」を選択します。