オーディオモンタージュのプラグインウィンドウ

オーディオモンタージュのプラグインウィンドウには、クリップ、トラック、トラックグループ、またはモンタージュ出力に使用されているエフェクトプラグインを表示できます。すべてのエフェクトを 1 つのプラグインウィンドウに表示するか、または各エフェクト、すべてのトラックエフェクト、すべてのトラックグループのエフェクト、すべてのクリップエフェクト、すべてのモンタージュ出力エフェクトを個別のウィンドウに表示できます。
1. プラグインチェーンウィンドウ
2. 個別のプラグインウィンドウ

トラック、トラックグループ、クリップ、またはモンタージュ出力に新しいエフェクトプラグインを追加すると、プラグインウィンドウが自動的に表示されます。デフォルトでは、エフェクトはプラグインチェーンウィンドウに表示されます。エフェクトを実行する順序を変更するには、変更したい各エフェクトをエフェクトチェーンの新しい位置にドラッグします。

プラグインウィンドウでのエフェクトの表示方法は、「プラグインウィンドウの動作 (Plug-in Window Handling)」ダイアログで設定できます。

プラグインチェーン (Plug-in Chain)

マスターセクション「設定 (Settings)」ポップアップメニューで「プラグインチェーンウィンドウを使用 (Use Plug-in Chain Window)」がオンになっている場合、アクティブなオーディオファイルのエフェクトが、プラグインウィンドウの一番上のプラグインチェーンに表示されます。

プラグインが表示されたタブまたは空のタブを右クリックすると、そのスロットで新しいプラグインを選択できます。

Undo/Redo

最後に行なった操作を元に戻す、またはやり直します。この元に戻す/やり直しの機能は、WaveLab Pro の元に戻す/やり直しの機能とは独立しています。各プラグインウィンドウには、それぞれ独立した元に戻す/やり直しの履歴があります。また「A/B の設定を切り替え (Switch between A/B Settings)」機能の A と B の設定でも、元に戻す/やり直しの機能は独立しています。

補足

操作を元に戻すには [Alt/Opt]+[Z] のショートカットを使用でき、やり直すには [Alt/Opt]+[Shift]+[Z] のショートカットを使用できます。ショートカットを使用するには、プラグインウィンドウがアクティブになっている必要があります。ショートカットが機能しない場合は、プラグインのキャプションバーをクリックして、アクティブなウィンドウにしてください。

A/B のセッティングを切り替え (Switch between A/B Settings)

設定 A がオンのときには設定 B に切り替え、B がオンのときには A に切り替えます。

補足

A/B の設定を切り替えるには、[Alt/Opt]+[T] のショートカットを使用できます。ショートカットを使用するには、プラグインウィンドウがアクティブになっている必要があります。ショートカットが機能しない場合は、プラグインのキャプションバーをクリックして、アクティブなウィンドウにしてください。

A に設定をコピー (Copy Settings to A)/B に設定をコピー (Copy Settings to B)

プラグインパラメーター設定 A をプラグインパラメーター設定 B にコピーするか、その逆を行ないます。

エフェクトをバイパス (Bypass Effect)

この項目をオンにすると、再生中およびレンダリング中、プラグインがバイパスされます。ただし、エフェクトをバイパスしても、依然として再生中には CPU の処理能力が消費されます。こちらも参照してください: エフェクトのバイパスとオフの比較

エフェクト信号のみ試聴 (Listen to Effect Signal Only)

この項目をオンにすると再生時に元の信号がバイパスされ、ウェットなエフェクト信号のみ試聴できるようになります。

エフェクトのオン/オフ (Switch Effect On/Off)

プラグインをオフにすると、そのプラグインは再生でもレンダリングの実行でも除外されます。こちらも参照してください: エフェクトのバイパスとオフの比較

プリセット (Presets)

プラグイン用のプリセットを保存したり読み込んだりするためのメニューを開きます。