「オーディオファイルの挿入 (Insert Audio Files)」ダイアログ

ディスクからの読み込み、またはドラッグアンドドロップによってオーディオモンタージュに複数のオーディオクリップを挿入すると、「オーディオファイルの挿入 (Insert Audio Files)」ダイアログが表示されます。トラックまたはレーンにファイルを追加できます。

オーディオファイルリスト

このリストには、オーディオモンタージュに挿入するオーディオファイルが表示されます。

トラック番号 (メタデータ) で並べ替え (Sort by Track Number (Metadata))

オーディオファイルリストのオーディオファイルを、メタデータのトラック番号順に並び替えます。WaveLab Pro は、メタデータのトラック番号情報を以下の順序で検索します。

  1. RIFF

  2. ID3v2

  3. CART

同じトラック番号のメタデータを持つオーディオファイルはオレンジ色で表示されます。トラック番号のメタデータが含まれていないオーディオファイルは、ファイルリストの最後に赤で表示されます。

ファイル名で並べ替え (Sort by File Name)

オーディオファイルリストのオーディオファイルをファイル名順に並べ替えます。

上下矢印ボタン

リスト内で選択したファイルを上下に移動します。

ファイルの追加 (Add File)

エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) が開き、リストに追加するオーディオファイルを選択できます。

ファイルの削除ボタン

選択したファイルをリストから削除します。

種類

トラック (Tracks)

この項目をオンにすると、オーディオファイルはトラックに挿入されます。

レーン (Lanes)

この項目をオンにすると、オーディオファイルはレーンに挿入されます。挿入するオーディオファイルにステレオファイルとモノラルファイルが含まれている場合、「レーン (Lanes)」の項目は使用できません。

最初のクリップの位置 (Position of First Clip)

オーディオモンタージュの開始位置 (Start of Audio Montage)

この項目をオンにすると、最初のクリップがオーディオモンタージュの開始位置に挿入されます。

編集カーソル (Edit Cursor)

この項目をオンにすると、最初のクリップが編集カーソルの位置に挿入されます。

レイアウト (Layout)

アクティブなトラック上のファイルを順に並べる (Line up Files on Active Track)/アクティブなレーン上にファイルを並べる (Line up Files on Active Lane)

この項目をオンにすると、クリップはオーディオモンタージュに追加され、1 つのトラック/レーン上に連続して並べられ、「デフォルトのギャップ (Default Gap)」の分だけ離して配置されます。デフォルトのギャップは「オーディオモンタージュの環境設定 (Audio Montages Preferences)」「アクティブなオーディオモンタージュ (Active Audio Montage)」タブで設定できます。

2 つの隣接するトラックにファイルを互い違いに配置 (Stagger Files on Two Alternating Tracks)/2 つの隣接するレーンにファイルを互い違いに配置 (Stagger Files on Two Alternating Lanes)

この項目をオンにすると、クリップはオーディオモンタージュに追加され、2 つの隣接するトラックまたはレーンに互い違いに並べられます。

各ファイルを個別のトラックに配置 (Stack Each File on a Separate Track)/各ファイルを個別のレーンに配置 (Stack Each File on a Separate Lane)

この項目をオンにすると、以下の設定に従ってクリップがオーディオモンタージュの別々のトラックまたはレーンに追加されます。

  • 「アクティブなトラックの下から挿入開始 (Start Inserting below Active Track)」/アクティブなレーンの下から挿入開始 (Start Inserting below Active Lane)」をオンにすると、追加されたファイルの新規トラック/レーンはアクティブなトラック/レーンの下に挿入されます。

  • 「既存のトラックを使用 (必要な場合は新規トラックを作成) (Use Existing Tracks (Create New Tracks If Necessary))/既存のレーンを使用 (必要に応じて新規レーンを作成) (Use Existing Lanes (Create New Lanes If Necessary))」をオンにすると、ファイルは既存のトラック/レーンに追加されます。ファイル数が既存のトラック数またはレーン数よりも多い場合は、新しいトラックまたはレーンが作成されます。

複数のトラック上に続けて配置 (Offset on Several Tracks)

この項目をオンにすると、オーディオモンタージュの各トラックにクリップが順に追加されます。

挿入先の既存クリップを右に移動 (Shift Existing Clips to the Right)

この項目をオンにすると、オーディオモンタージュ内の既存のクリップが、新しく追加した最初のファイルの長さと同じだけ右に移動されます。