「サラウンドパンナー (Surround Panner)」ダイアログ
このダイアログでは、サラウンドサウンドチャンネル間のオーディオのパンを調節できます。
「マルチチャンネル、DVD-Audio 互換 (Multichannel, DVD-Audio compatible)」のオーディオモンタージュを設定して、1 つのトラックチャンネルについて 2 つ以上の出力チャンネルを選択します。「トラックチャンネルの出力 (Track Channel Dispatching)」ダイアログで「サラウンド (Surround)」に設定された各トラックのトラックリストに、小さいサラウンドパンナーが表示されます。
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「サラウンドパンナー (Surround Panner)」ダイアログを開くには、小さいサラウンドパンナーを右クリックします。
グラフィック表示では、クリップの左右のオーディオチャンネルの位置は小さな四角で表示されます。個々のスピーカーの信号レベルは、スピーカーから画面の中央に伸びる色付きの線で示されます。
グラフィック表示は、上 (青色) のトラックオーディオチャンネルまたは下 (赤色) のトラックオーディオチャンネルのサラウンドイメージを表示します。スピーカーの線の色は、どちらのチャンネルが表示および編集のために選択されているかを示しています。
上のチャンネルを選択している場合は、オーディオの位置を示す青色の四角が表示されます。もう 1 つのグレーの四角は、他方のチャンネルを示しています。グレーの四角をクリックして、このチャンネルを表示して編集します。グレーの四角が赤色に変わり、赤いスピーカーラインがスピーカーレベルを表示します。
- C (Center)
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センタースピーカーに対応するオーディオモンタージュ出力に、どのくらいのトラック信号をミックスするかが決定されます。これは、「オーディオトラックの出力 (Audio Track Dispatching)」ダイアログでセンターチャンネルがアクティブにされている場合のみ利用できます。
- 広がり (Divergence)
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音源を配置するときに使用する減衰カーブが決定されます。この値を 0% に設定した場合、音源を 1 つのスピーカーに配置すると、他のすべてのスピーカーがゼロレベルに設定されます。ただし、センターレベルに依存しているセンタースピーカーは除きます。値を高くすると、他のスピーカーは一定割合の音源を受け取ります。このため、サウンドの集中が少なくなります。
- 前後比率 (Front / Rear ratio)
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「サラウンドパンナー (Surround Panner)」ダイアログでの垂直方向の配置によって、フロントとリアチャンネルのレベルがどの程度の影響を受けるかが決定されます。比率が高いほど、フロントとリアにパンされるサウンド間の差は小さくなります。この値を 100% に設定すると、フロントとリアのレベルは常に同じになります。
- 出力維持 (Constant power)
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ラウドネス (RMS) または合計した信号のレベルを保持するかどうかが決定されます。100% に設定すると、パンニングの設定に関係なく合計ラウドネスは同じになります。0% に設定すると、合計レベルが保持されます。
- LFE ゲイン (LFE Gain)
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LFE チャンネルに送信される信号の量を設定します。これは、「オーディオトラックの出力 (Audio Track Dispatching)」ダイアログで LFE チャンネルがアクティブにされている場合のみ利用できます。
- コピー (Copy)
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選択したサラウンドパンナーの設定をクリップボードにコピーします。
- 貼り付け (Paste)
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コピーされた設定をサラウンドパンナーに適用します。
- 「プリセット (Presets)」ポップアップメニュー
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「サラウンドパンナー (Surround Panner)」のグラフィック表示を右クリックして、サラウンドパンニングのプリセットメニューから選択します。