音符ツールのポップオーバー
記譜モードでは、音符の選択時 (音符入力中も含む) に以下のいずれかの操作を行なって、音符ツールのポップオーバーを開くことができます。
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[Shift]+[I] を押します。
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記譜ツールボックスで「ポップオーバー (Popovers)」
をクリックし、「音符ツール (Note Tools)」 
をクリックします。 -
を選択します。
ポップオーバーの左側に表示されたアイコンが、ウィンドウの右側にある記譜記号ツールボックスの対応するボタンと一致します。
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音程
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音程または性質 |
ポップオーバーエントリー |
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音程の度数 ユニゾン、2 度、3 度、4 度、5 度～ 2 オクターブまで |
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」～「15」まで |
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メジャー |
「M」、「maj」、または「major」 |
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マイナー |
「m」、「min」、または「minor」 |
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完全 |
「p」、「per」、または「perf」 |
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ディミニッシュ |
「d」、「dim」、または「diminished」 |
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オーギュメント |
「a」、「aug」、または「augmented」 |
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全音階 |
「diat」または「diatonic」 |
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あらゆる調性システムにおける [n] 個のオクターブ分割 |
「[n] d」、「[n] div」、または「[n] divisions」 |
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12-EDO における [n] 個の半ステップ (半音) |
「[n] s」、「[n] st」、「[n] semi」、または「[n] semitones」 |
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24-EDO における [n] 個の 1/4 音 |
「[n] q」、「[n] qt」、または「[n] quartertones」 |
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5 8 div のように、指定したオクターブ分割の総数の前に、音程の度数を含める必要があります。これらを組み合わせることで、音符名と臨時記号を任意に指定できます。
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メジャーとマイナーを意味する「M」と「m」のエントリーは、大文字と小文字が区別されます。
音符の追加
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追加のタイプ |
ポップオーバーエントリー |
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3 度上に音符を追加 |
「3」または「3rd」 |
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4 度下に音符を追加 |
「-4」または「-4th」 |
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5 度上の音符名を使用して、オクターブ分割 [n] 個分上に音符を追加 |
「5 8 div」 (あらゆる調性システム) 「5 8 st」 (12-EDO) 「5 16 qt」 (24-EDO) |
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6 度下の音符名を使用して、オクターブ分割 [n] 個分下に音符を追加 |
「-6 9 div」 (あらゆる調性システム) 「-6 9 st」 (12-EDO) 「-6 18 qt」 (24-EDO) |
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複数の音符を含む和音を追加 |
「3,6」または「-3,3,4」 |
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和音の一番上の音符にのみ音符を追加 |
top |
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和音の一番下の音符にのみ音符を追加 |
bottom |
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複数の音符を追加する場合は、音符はスペースではなくコンマで区切る必要があります。
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音程の性質を指定しない場合、音程の度数はその位置で有効な調号に従います。たとえば C メジャーで「3」と入力して D♮ の上に 3 度を追加した場合、追加される音符は F♮ になります。音程の性質を指定するには、「maj3」のように音程の度数の前に記入します。
例
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選択した和音の最低音の長 2 度下と短 3 度上に音符を追加するには、「-M2,m3 bottom」と入力します。
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24-EDO で C♮ の上に G♯ を追加するには、「5 16 qt」と入力します。
移調
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移調の例 |
ポップオーバーエントリー |
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音符を上に 3 度移調 |
t3 |
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音符を下に 6 度移調 |
t-6 |
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5 度上の音符名を使用して、オクターブ分割 [n] 個分上に音符を移調 |
「t 5 8 div」 (あらゆる調性システム) 「t 5 8 st」 (12-EDO) 「t 5 16 qt」 (24-EDO) |
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6 度下の音符名を使用して、オクターブ分割 [n] 個分下に音符を移調 |
「t -6 9 div」 (あらゆる調性システム) 「t -6 9 st」 (12-EDO) 「t -6 18 qt」 (24-EDO) |
例
24-EDO で C♮ を 1/4 音 9 個分上に移調するには、E に「t 3 9 qt」、F に「t 4 9 qt」と入力します。