複数の譜表に音符と記譜記号を入力する
音符や記譜記号を複数の譜表に同時に入力でき、MIDI キーボードで演奏した和音の音符を適切な譜表に自動的にエクスプロードすることもできます。たとえば、ピアノの上下両方の譜表に音符を入力したい場合や複数のインストゥルメントに同じ強弱記号を入力したい場合などに便利です。
複数の譜表への音符と記譜記号の入力が最も便利なのは、単一声部で記譜される有音程インストゥルメントが複数隣接している場合です。
前提
音符の入力中に和音の個々の音符を複数の譜表にエクスプロードする場合は、MIDI キーボードを接続しておきます。和音の個々の音符を個別の譜表に入力できるのは、MIDI キーボードを使用する場合のみです。
手順
- 記譜モードで、複数の譜表に音符または記譜記号を入力する位置にあるアイテムを選択します。
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[Shift]+[N] を押します。
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音符ツールボックスで、「音符入力を開始 (Start Note Input)」
をクリックします。 -
譜表をダブルクリックします。
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以下のいずれかの操作を行なって、キャレットを別の譜表まで伸ばします。
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上の譜表に伸ばすには、[Shift]+[↑] を押します。
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下の譜表に伸ばすには、[Shift]+[↓] を押します。
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- 必要に応じて、入力する譜表の数だけ手順 3 を繰り返します。
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任意の音符や記譜記号を入力します。
補足
音符はコンピューターキーボードまたは MIDI キーボードを使用して入力する必要があります。マウスを使用すると、音符はクリックした譜表にのみ入力されます。同様に、複数の譜表に記譜記号を入力するには、対応するポップオーバーを使用する必要があります。対応するパネルを使用して入力した記譜記号は、一番上の譜表にのみ入力されます。
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[Esc] または [Return] を押します。
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音符ツールボックスで、「音符入力を開始 (Start Note Input)」
をクリックします。
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結果
入力した音符と記譜記号が、キャレットが伸びているすべての譜表のキャレットの位置に入力されます。大譜表を使用するインストゥルメントの上下両方の譜表にキャレットが伸びている場合は、音符のピッチ応じて、上下どちらかの譜表に音符が入力されます。ただし、これは追加の譜表を持つ大譜表を使用するインストゥルメントには適用されません。
MIDI キーボードを使用して音符を入力すると、入力した和音の個々の音符が各譜表に自動的にエクスプロードされます。