和音の入力
音符の入力と「和音 (Chords)」がどちらも有効になっていれば、音符の入力中に和音を入力できます。音符は、コンピューターのキーボード、マウス、下ゾーンのパネル、または MIDI キーボードで音符を演奏することによって入力できます。
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以下の手順は、デフォルトの設定である、デュレーションを設定後にピッチを設定する順番での音符の入力について説明します。デュレーションより先にピッチを設定するように指定することもできます。
デュレーションより先にピッチを設定して和音を入力する場合は、コンピューターキーボードまたは MIDI キーボードを使用して、手順 5 の前に手順 6 を実行する必要があります。
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MIDI キーボードを使用する場合は挿入モードでのみ和音を入力できます。
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キーボードパネル、フレットボードパネル、または MIDI キーボードを使用している場合、「和音 (Chords)」をオンにしなくても和音を入力できます。
手順
- 記譜モードで、和音を入力する位置にある譜表上のアイテムを選択します。
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以下のいずれかの操作を行なって、和音の入力を開始します。
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[Q] を押します。
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音符ツールボックスの「和音 (Chords)」 をクリックします。
和音の入力中はキャレットの上にプラス記号が表示されます。これにより、キャレットの位置に複数の音符を入力できます。
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- 複数の譜表に同時に和音を入力する場合は、それらの譜表にキャレットを伸ばします。
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以下のいずれかの操作を行なって、音符のデュレーションを選択します。
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入力するデュレーションに対応する数字キーをコンピューターのキーボードで押します。
たとえば、4 分音符の場合は [6] を押します。8 分音符の場合は [5]、16 分音符の場合は [4] のように、短いデュレーションを入力するには小さい数字を押します。2 分音符の場合は [7] のように、長いデュレーションを入力するには大きい数字を押します。
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音符パネルで、入力するデュレーションをクリックします。
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キーボードパネル、フレットボードパネル、またはドラムパッドパネルのツールバーで、入力するデュレーションをクリックします。
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以下のいずれかの操作を行なって、使用するピッチを入力します。
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キーボードで対応する文字を押します。
ヒント「和音 (Chords)」 が有効になっている場合、キャレットの位置の一番高い音符の上に音符が自動的に入力されます。
かわりに、[Ctrl]+[Alt] (Windows) 又は [Ctrl] (macOS) を押しながらノート名を表わすアルファベットを押すことで、最も低い音符よりも下にあるキャレットの位置に音符を入力できます (例: [Ctrl]+[Alt]+[A] (Windows) 又は [Ctrl]+[A] (macOS))。
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音符を入力する位置の譜表をクリックします。
音符を入力する位置にマウスを合わせると、シャドー符頭が表示されます。
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キーボードパネル、フレットボードパネル、またはドラムパッドパネルで、入力する音符を演奏します。
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MIDI キーボードで音符を演奏します。
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必要に応じて、別の位置に和音を入力するために、以下のいずれかの操作を行なってキャレットを進めます。
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[Space] を押します。
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キーボードパネル、フレットボードパネル、またはドラムパッドパネルのツールバーで、「キャレットを進める (Advance Caret)」 をクリックします。
和音の入力中は、キャレットを手動で進めるまで、音符は同じ位置の前に入力した音符の上に入力されます。
ヒント別の方向および別の移動幅でキャレットを動かすこともできます。
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- 再度 [Q] を押すか「和音 (Chords)」 をクリックして和音の入力を終了します。
結果
キャレットの位置に複数の音符が入力されます。
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マウスのクリックでピッチを入力する場合は、同じ線の上を再びクリックすることで、和音に同じピッチを 2 回入力できます。
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キーボードを使ってピッチを入力する場合、繰り返された音符は自動的に 1 オクターブ上に入力されます。音符の音域は、音符の入力中に音域の選択を強制するか、入力後に音符を移調することで変更できます。
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和音の入力を終了してすぐ、前のように続けて音符を入力できます。音符は 1 つの位置に 1 つずつ入力され、キャレットは自動的に次の位置に進みます。
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異なる臨時記号の付いた同じ音域の 2 つのピッチが和音に含まれていることを、オルタードユニゾンと呼びます。Dorico SE の初期設定では、オルタードユニゾンは分割された符尾として表示されます。
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MIDI キーボードを使用してデュレーションより先にピッチを設定してタブ譜に和音を入力すると、和音のすべての音符が同じ弦に割り当てられます。このような場合、タブ譜では音符が隣り合わせに表示され、色は緑になります。これらの音符はあとから個別に選択して弦を独自に割り当てることができます。