特定の声部に小節休符を入力する
複声部に楽譜を入力した場合、第 2 声部に間隔があれば、通常は休符が自動的に作成されます。ただし、厳密な対位法による楽譜で第 2 声部を明示的な小節休符で始めたい場合は、それらの声部に小節休符を入力できます。
単一声部の楽譜では、キャレットを進めると新しい小節に自動的に小節休符が表示されるため、小節休符を入力する必要はありません。空白のすべての小節の小節休符をレイアウトごとに個別に表示/非表示にすることもできます。
手順
- 記譜モードで音符を入力します。
-
声部の向き表示に正しい声部が表示されるまで [V] を押して、適切な第 2 声部を選択します。
または、新しい声部に小節休符を入力する場合は、声部の向き表示に正しい声部が表示されるまで [Shift]+[V] を押します。
-
以下のいずれかの操作を行なって小節と小節線のポップオーバーを開きます。
-
[Shift]+[B] を押します。
-
記譜ツールボックスで「ポップオーバー (Popovers)」
をクリックし、「小節と小節線 (Bars and Barlines)」 
をクリックします。
-
- ポップオーバーに「rest」と入力して小節休符を追加します。
- [Return] を押してポップオーバーを閉じます。
- [Ctrl]/[command]+[→] を押して、小節休符の次の小節の開始位置にキャレットを進めます。
- 選択した声部の複数の小節に小節休符を表示する場合は、手順 3 から 6 を必要な回数だけ繰り返します。
結果
選択した声部のキャレットの位置に小節休符が入力されます。選択した声部の音符を含む小節内にキャレットがある場合、これらの音符は小節休符で置き換えられます。
補足
また、音符の入力中に小節と小節線パネルの「小節休符を挿入 (Insert Bar Rest)」セクションで「小節休符を挿入 (Insert Bar Rest)」をクリックして小節休符を入力することもできます。