「演奏技法の再生効果を編集 (Edit Playback Playing Techniques)」ダイアログ

「演奏技法の再生効果を編集 (Edit Playback Playing Techniques)」ダイアログでは、演奏技法の再生効果を新規に定義または編集できます。たとえば、新規にデザインしたカスタムの演奏技法のために、演奏技法の再生効果を正しい再生設定で新規作成できます。

「演奏技法の再生効果を編集 (Edit Playback Playing Techniques)」ダイアログを開くには、「演奏技法を編集 (Edit Playing Techniques)」ダイアログの「演奏技法の再生効果 (Playback playing technique)」の横にある「編集 (Edit)」をクリックします。

「演奏技法の再生効果を編集 (Edit Playback Playing Techniques)」ダイアログには、以下のセクションとオプションがあります。

「カテゴリー (Category)」メニュー

メニューから「演奏技法 (Techniques)」や「強弱記号 (Dynamics)」などカテゴリーを選択することで、演奏技法の再生効果のリストを切り替えられます。
演奏技法の再生効果のリスト

選択中のカテゴリーに属する、プロジェクト中のすべての演奏技法の再生効果が表示されます。

リストの最下部のアクションバーには以下のオプションがあります。
- 新規 (New)
  
  空白の演奏技法の再生効果を新規に追加します。
- 選択から新規作成 (New from Selection)
  
  選択中の演奏技法の再生効果の複製となる演奏技法の再生効果を新規に追加します。
- デフォルトとして保存 (Save as Default)
  
  選択中の演奏技法の再生効果をデフォルトとして保存し、複数のプロジェクトで使用できるようにします。
- 出荷時の設定に戻す (Revert to Factory)
  
  選択中のプリセットの演奏技法の再生効果に加えた編集をすべて削除し、元の設定に戻します。
- 削除 (Delete)
  
  選択した演奏技法の再生効果を削除します。
  
  補足
  プリセットの演奏技法、またはプロジェクト内で現在使用中の演奏技法は削除できません。
名前 (Name)

演奏技法の再生効果の名前を編集または入力できます。この名前は「演奏技法を編集 (Edit Playing Techniques)」、「エクスプレッションマップ (Expression Maps)」、および「パーカッションマップ (Percussion Maps)」ダイアログのリストに表示されます。
再生オプション
- 「エイリアス元 (Alias for)」: 選択中の演奏技法に等しい効果を持たせる、他の演奏技法の再生効果を指定できます。
- 「グループ (Group)」: 演奏技法の再生効果が属するグループを設定します。
- 「代替 (Fallback)」: 選択中の演奏技法が使用できない場合代替として使用する、他の演奏技法の再生効果を指定できます。
- 「アーティキュレーションのタイプ (Articulation type)」: 演奏技法の再生効果が効果を発揮するデュレーションを設定します。「単音 (Attribute)」は、スタッカートのアーティキュレーションのように、演奏技法が付く位置の音符のみが適用範囲となります。これに対し「持続 (Direction)」は、ピチカートのように、他の演奏技法によって打ち消されるまでの後続の音符すべてが適用範囲となります。