再生時のアーティキュレーション

スコアにアーティキュレーションを追加すると、再生時の音符のサウンドが変化します。

サンプルライブラリーがない場合でも、アーティキュレーションを追加することで再生時の音符のサウンドを変化させることができます。たとえば、スタッカート記号は音符のサウンドを通常より短くし、アクセントは音符のサウンドを通常より大きくします。

「再生 (Play)」 > 「再生オプション (Playback Options)」の「タイミング (Timing)」ページでは、デュレーションのアーティキュレーションの効果の初期設定を変更できます。「強弱記号 (Dynamics)」ページでは、強弱のアーティキュレーションの設定を変更できます。

サンプルライブラリーがある場合、インストゥルメント用のサンプルライブラリーにアーティキュレーション固有のサンプルが含まれていれば、そのサンプルが Dorico Pro に読み込まれます。

アーティキュレーションは音符全体に適用されるため、サンプルは音符の開始位置から再生されます。タイでつながれた音符の場合も同様です。