再生時のアルペジオ

「再生 (Play)」 > 「再生オプション (Playback Options)」「タイミング (Timing)」ページにある「アルペジオ記号 (Arpeggio Signs)」セクションでは、アルペジオ再生の制御に関する設定を変更してプロジェクト全体に適用できます。

たとえば、アルペジオが拍の位置で開始するか、それとも拍の位置で終了するかや、アルペジオの速さなどを制御できます。

アルペジオのデフォルトの長さは 120bpm での 4 分音符の割合で設定できます。アルペジオの長さをそれ自体の記譜上のリズムに対する割合に設定すると、非常にゆっくりな曲においてはアルペジオの再生が通常意図される速さより大幅に遅くなってしまう場合があるため、この場合は上記の割合に設定することをおすすめします。

アルペジオはデフォルトの長さとともに、長さの最小値と最大値も設定でき、これはアルペジオの記譜上の音価に対する割合で表現されます。これは、アルペジオ記号が付いたすべての音符が、記譜されたデュレーションの間に確実に再生されるようにするためです。

ヒント

個々のアルペジオ記号については、プロパティパネルの「アルペジオ再生 (Arpeggios Playback)」グループにあるプロパティを使用して、再生オプションのデフォルトを上書きすることもできます。