拍に従う連桁グループの表記規則

一般的な表記規則に従い、拍が明確で分かりやすくなるように、拍子記号に応じて異なる形で音符が連桁で連結されます。

たとえば、3/4 拍子の場合は 6 つの 8 分音符が 1 つの連桁にグループ化され、6/8 拍子の場合は符点 4 分音符の長さの連桁 2 つにグループ化されます。これら 2 つの拍子記号は同じ音価を表わしますが、そこに内包される拍数が異なるため、連桁のグループ化も異なります。

図: 3/4 におけるデフォルトの連桁グループ

図: 6/8 におけるデフォルトの連桁グループ

5/8 や 7/8 のような変拍子については、Dorico Elements の初期設定では、その拍子記号において最も一般的な慣習に従って音符が連桁で連結されます。

図: 5/8 におけるデフォルトの連桁グループ

図: 7/8 におけるデフォルトの連桁グループ