装飾音

装飾音は、記譜上のピッチに加えて複数の音符を演奏することを示す記号です。これは音楽の装飾に使用されます。たとえばバロック音楽では、トリルやその他の装飾音による装飾が多く施されます。

演奏者がどう音符を演奏するかの特定の記譜方法は時代とともに発展し、さまざまな装飾音パターンを指定するさまざまな装飾記号が生まれています。それでも装飾音においては、演奏者が自身のやり方で音楽を装飾する幾ばくかの自由が与えられています。

Dorico Elements では、装飾音の記号が幅広く用意され、さまざまなスタイルの装飾音の記譜が行なえます。

装飾音と呼ばれるものには、以下に挙げるような装飾的な音符が幅広く含まれています。

  • モルデント

  • トリル

  • ターン

  • 装飾音符

  • アチャカトゥーラ

  • アポジャトゥーラ

Dorico Elements では、装飾音とは音符の上に記入される装飾音やトリルの記号を指します。

図: ターン、ショートトリル、延長線付きのトリルを含むフレーズ