ラッチモード

Cubase が外部 MIDI デバイスからコントローラーデータを受信すると、その MIDI デバイスのフェーダーとノブの設定情報はラッチバッファーに自動的に書き込まれます。ノートエクスプレッションデータをオーバーダビングするときにラッチモードをオンにすると、ノートの再生中にラッチバッファー内のデータをそのノートに追加できます。この機能は、たとえば、特定のコントローラー値から始まる (つまり、ノブまたはフェーダーの初期設定を前もって定義した状態で) ノートエクスプレッションデータをオーバーダビングする場合に便利です。

ラッチモードを使用するには、まず、使用できるいずれかの VST 3 パラメーターに各コントロールをマッピングします。次に、「ラッチバッファー (Latch Buffer)」ボタンをオンにして、MIDI コントローラーのノブやフェーダーを目的の値に設定します。

この状態でオーバーダビングを開始すると、これらすべてのコントロールの値が、オーバーダビング中に Cubase に渡されたノートに追加され、同じタイプの既存のコントローラーデータが置き換えられます。

  1. ラッチバッファーをリセット (Reset Latch Buffer)

  2. ラッチモードをオンにするにはここをクリックします。